ミステリアスな展開が繰り広げられている「危険なビーナス」
妻夫木聡&吉高由里子と言ったキャストも堂々たる顔ぶれで見ていて楽しいですね。
非常に男性目線の作品に仕上がっているというのでも話題ですが、原作ではもう少し他の男が近づいてくると嫉妬が生まれたり…というフレーズが厳密に描かれていますが、ドラマではそこまでよくわからないですね。
とりあえず、結末が気になって気になって仕方ないという方のために結論を先にネタバレしちゃいますね。
明人は失踪してはいない
「明人は失踪した」という設定になっていますが、真相は違います。
厳密にいうと、警察が失踪したように見せているというのが正解です。
実は警察は明人を誘拐しようとしている者がいるという情報をネット上で獲得します。
それで空港に到着した明人を事件に巻き込まれる前に保護したのです。
そしてその犯人をあぶり出すために明人を保護していることは隠したまま、失踪したように見せかけていたのです。
明人本人も物語終盤で登場します。
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楓の正体は潜入捜査官
上で述べたように明人は警察の保護下で安全な場所にいます。
ですが、犯人の情報が少なく警察は捜査を容易に進めることができません。
そして、遺産絡みの身内に目をつけた警察は潜入捜査官を明人の妻として送り込みます。
なので、明人と楓は婚姻関係にはありません。
事件の黒幕は憲三
矢神家のみんなが怪しく見えてしまうところですが、黒幕は違います。
黒幕の正体は、伯朗の叔父である憲三です。憲三は伯朗の父が書いた絵画「寛恕の綱」を獲得するために明人を誘拐する計画を企てたのです。
なぜ明人を拐う必要があったのかというと、康治の死後に遺産として「寛恕の綱」が明人の手に渡ると思ったからです。
そして、明人ならば絵の価値を見いたすことができ、手放すことはしないだろうと考え、遺産の処理が全て終わるまで明人の身をどこかに隠しておこうと企んだのでした。
結局「寛恕の綱」は小泉家の火事の際に消失してしまします。
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伯朗と楓のその後は…
楓のことを明人の嫁と割り切る一方で、1人の女性として魅力を感じていた伯朗。
ですが、実際は警察が送り込んだ潜入捜査官。
楓と明人は全く関係のない間柄。事件が全て解決したあとに伯朗が勤める動物病院にとミニブタとつれたあるお客さんが。
その人物とは楓です。原作では「これから長い付き合いになるのでよろしく」と言ってその後の展開はわかりませんでした。
ドラマではその後がもう少し詳しく描かれる可能性がありますね。
楽しみに見ていきたいと思います。以上結末のみ簡潔にまとめてみました!